(公財)塩事業センター 海水総合研究所
出展展示会 : Inter Aqua 2020
出展のみどころ
日本の製塩の未来を築く海水総合研究所
我が国では、古来から海水から塩を得る独自の製塩法を築いてきました。わが国固有の製塩法の基礎強化のための様々な研究を引き継ぐ形で1996年に塩事業センターが発足しました。調査研究事業を担う海水総合研究所は「我が国塩産業の健全な発展」を使命とし、製塩技術に関する研究だけでなく、塩や海水の分析技術の研究、海水資源回収に関する研究などに取り組んでいます。また、塩、海水、にがりの受託分析を行っています。
製品・サービス 1
共同研究/受託研究
製塩技術や分析技術、海水取水設備などを利用した共同研究、受託研究を行っています。
・海水、かん水(塩水)等からの有用資源等の分離/回収、造水等に関する研究
・イオン交換膜に関する研究
・金属材料等の腐食防食に関する研究
・塩の食品への効果的な使用法に関する研究
・塩、海水、にがり等の成分分析に関する研究
製品・サービス 2
高速ろ過装置
従来の砂ろ過装置に比べ、10倍の処理能力で、ろ過海水の濁度を1/3~1/4程度に低減できる小型の海水高速ろ過装置(特許4519878)を開発しました。

製品・サービス 3
資源回収技術
長年の製塩技術研究で培った電気透析や晶析等の技術を応用し、海水や塩湖のような塩類溶液から資源を分離・回収する研究を行っています。これまでに製塩副産物である苦汁からの資源回収、海水淡水化プラントから排出される濃縮海水の処理および濃縮海水からの資源回収、塩湖かん水からのリチウム回収等について検討してきました。受託研究も実施していますので、ご相談頂けると幸いです。

製品・サービス 4
塩の標準物質
本標準物質は、メキシコ産天日塩を水に溶解し、約2%に調製した水溶液です。塩化物イオン、硫酸イオン、臭化物イオン、カルシウム、マグネシウムおよびカリウムを値付けしてあります。塩試験方法(塩事業センター発行)における検液と同様にご使用いただくことができます。分析方法や分析装置の妥当性確認にご活用ください。

製品・サービス 5
受託分析
「ISO/IEC 17025」の認定試験所として、塩、海水、にがりの主成分(塩化物イオン、Mgなど)および微量成分(鉄など)の受託分析を行っています。また、食品衛生法(食品添加物、残留農薬、大腸菌群など)、道路用凍結防止剤(塩化Na、塩化Ca、粒径など)、栄養表示基準(たんぱく質、脂質など)に関する項目やCODEX有害5元素(ヒ素など)などの受託分析も承っております。お気軽にご相談ください。

連絡先情報
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
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(公財)塩事業センター 海水総合研究所
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