2G/3G/4G/5Gと高周波可の技術革新が進んできた無線通信において、
2030年にサービス開始が予定されるBeyond 5G(6G)ではさらに高周波化が進み、テラヘルツ帯に達するとされています。
徳島大学では、学内の最先端フォトニクス研究シーズ群の融合により、
「エレクトニクスの限界を超えたパラダイムシフト」を無線通信で引き起こし、Beyond 5Gに資するオール光型テラヘルツ無線通信技術(Photonic 6G)の創出を目指しています。
オール光型のテラヘルツ無線通信の実現を目指した研究紹介
【開催時間】13:00-15:40 事前登録 満席
国立研究開発法人情報通信研究機構
ネットワーク研究所 フォトニックICT研究センター/先端ICTデバイスラボ
副センター長/ラボ長(兼任)
山本 直克氏
阿南工業高等専門学校
創造技術工学科 情報コース
教授
岡本 浩行氏
【講演者プロフィール】
徳島大学大学院博士後期課程で光デバイスに関わる研究に従事し、2003年博士(工学)を徳島大学から授与される。2004年4月より独立行政法人国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校に着任、2008年米国Northwestern university客員研究員、2016年高専・両技科大間教員交流制度を活用し、長岡技術科学大学においてナノ光デバイス、プラズモニクス、偏光素子などの構造設計・開発に関する研究に従事する。
【講演概要】
近年の情報量の増大に対し、情報通信機器の消費電力は増加の一途をたどっている。この問題に対し電気信号と光信号を一つのデバイスで取り扱うことのできる光電融合技術の利用が検討されている。光電融合技術の活用による消費電力の大幅な低減やネットワーク大容量化などの効果が期待されており、光電融合技術を利用したデバイス開発に関わる研究が活発に進められている。我々は、光電融合技術でキーとなるシリコンフォトニクスにおいて更なるデバイス高集積化を実現するため、プラズモニクスの融合に関わる研究を進めてきた。シリコン導波路の一部に金属を配置し、プラズモニクスを融合させることで導波光の制御が可能であることを明らかにした。我々が明らかにした特性及び応用例について紹介する。
徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所
次世代光研究部門
准教授
久世 直也氏
フォトニックサイエンステクノロジ 株式会社
代表取締役社長
小林 壮一氏
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徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所