未来への挑戦 “SETOLAS Lab”
2022年10月1日より、協和化学工業株式会社は組織再編を行い、SETOLAS Holdingsが誕生しました。電子材料として使用することができる低誘電の中空シリカを開発しましたので、ご紹介いたします。また、熱伝導フィラー“パイロキスマ”なども展示しております。
是非、お気軽にブースへお立ち寄りください。
中空シリカ
楕円状で平均粒子径2μm以下の中空シリカ粒子を開発しました。内部が空洞で、軽量化や断熱性の特徴を有し塗料の添加剤や樹脂製品のフィラー剤として普及しています。また、第5世代移動通信システム(5G)に関しても電子基板に汎用される溶融シリカに比べ誘電率が小さく、電気特性の改善が期待されています。今後は高周波数帯28GHz以上へのシフトが予想され、伝送損失や発熱など懸念もあり、材料の低誘電化が強く求められています。
パイロキスマ
吸湿性を改善した酸化マグネシウム。反応性が低く、ポリマーへの高充填が可能です。また酸化マグネシウムは熱伝導率が高いことから熱伝導性フィラーとして、合成樹脂、合成ゴムなどにご利用いただいています。
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
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セトラスホールディングス
研究開発部 電子材料開発課