<会議棟1階 102会議室>
2022年06月15日(水)
2022年度 OITDAセミナー
「サイバー・フィジカル社会の実現に向けた光技術」
【主催】一般財団法人光産業技術振興協会
【開催時間】10:25-14:30
事前登録
※OITDA賛助会員聴講無料/非会員5,000円
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主催者挨拶
10:25-10:30
一般財団法人光産業技術振興協会
副理事長 兼 専務理事
小谷 泰久氏
ダイナミックイメージコントロールの新展開
10:30-11:15
国立大学法人 群馬大学
情報学部
教授
奥 寛雅氏
【講演概要】
ダイナミックイメージコントロールは、高速画像処理と高速光学系に基づいて動的な
センシングやインターフェースを実現する手法である。近年では共振型の液体レンズ
や撮像素子の露光タイミング制御を利用した新たなイメージング手法や、やはり液体
レンズや広範囲の視線制御手法に基づく立体ディスプレイや動的プロジェクションマッ
ピング手法へ展開している。本講演ではこれらの進展を中心に紹介する。
人と機械が協調する社会の実現に向けた画像センシング技術
11:15-12:00
オムロン株式会社
技術・知財本部 アドバンストテクノロジーセンター アドバンストテクノロジー開発部
技術専門職
木下 航一氏
【講演概要】
近年AI技術の進化により、多くの分野に機械が入り込んでいくなかで、人と機械が円
滑に協調することの重要性が高まっている。われわれはこのような人と機械の協調し
た社会の実現に向けて、モノ・ヒトを深く理解するためのセンシング技術の研究開発を
行っている。本講演では、このような社会実現に向けた取り組みを含め、オムロンの
画像センシング技術に関して最近の事例を中心に解説を行う。
(昼食休憩)
12:00-13:00
人に優しい裸眼3Dディスプレイと遠隔コミュニケーションへの応用
13:00-13:45
国立大学法人 長崎大学
情報データ科学部
教授
高田 英明氏
【講演概要】
究極の映像提示の1つとして、3Dメガネを必要とせずに運動視差も含めた自然な
立体視が可能な裸眼3D表示が期待される。特に、3D映像があたかも眼の前に実在
するかのように提示できる技術は、将来のサイバー・フィジカル社会における遠隔コ
ミュニケーションや協調作業、eスポーツなど幅広い応用が期待される。ここでは、人
の知覚メカニズムを積極的に活用した人に優しい裸眼3Dディスプレイの実現に向け
た取り組みについて紹介する。
メタバースとVR技術がもたらす社会変化
13:45-14:30
株式会社バーチャルキャスト
取締役CTO
岩城 進之介氏
【講演概要】
近年メタバースという言葉をよく耳にするようになったが、メタバースとはいったい
何なのか?メタバースによって世界がどう変わるのか?はなかなか見えてこない。
本講演では「メタバース」というムーブメントを社会変化という視点で切り取り、これか
ら社会がどのように変化していくか、新技術がどのように社会の変容を促し、そして
社会に受容されていくか、今起こっていることと、近未来の予測を解説する。