〈南2ホール C会場〉

2021年10月29日(金)

Smart Sensing 2021 Innovation Summit

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Keynote

AI・IoT時代の到来を実現するセンシングシステム技術
10:15-11:05

山下 健一

国立研究開発法人産業技術総合研究所

センシングシステム研究センター

副研究センター長

山下 健一

【講演者プロフィール】

国立研究開発法人産業技術総合研究所のセンシングシステム研究センターの副研究センター長。センシングシステムの社会実装を実現するために多方面の研究を行っているこの研究センターの管理職であるとともに、自身は化学工学・物理化学を専門とする研究者でもある。近年は、機械学習やAI、統計の専門を活かして、そもそも何から手を付けていいのか分からないというIoTの難関に対応する研究課題に多く取り組んでいる。


【講演概要】

様々なモノがネットワークを介してつながるとしても、そこから得られるデータが適切でなければ、その効果を十分に享受することができません。センサーが目的に沿って正しく設計され(作る側)、正しく設置され運用され(使う側)る必要がありますが、センサーが世の中にあふれようとしている今、求められる要素技術も急拡大しています。この講演では、IoT時代の中でセンサーに求められる技術要素を整理し、それらが組み合わさって効果をもたらすセンシングシステムとするに必要な別の(センサーそのものではない)技術要素についても考察します。また、センサー開発という技術的側面に加え、これによってもたらされる新しい価値の提案というアウトカムもますます重要になっています。この講演では、ユーザー側のアイデアで、研究者側が思ってもみなかったような社会的効果につながった例も紹介します。

Keynote

次世代ロボット・人間拡張分野におけるセンサ活用・価値創造
ユニーク技術の『MEMS-LSI集積化触覚センサ/センサ・プラットフォームLSI/エッジヘビーセンシング』を中心にしつつ幅広くセンサデータの価値創造について俯瞰してみよう
11:25-12:15

室山 真徳

東北工業大学/株式会社レイセンス/東北大学

工学部電気電子工学科//大学院工学研究科ロボティスク専攻

准教授/共同創業者・取締役・CTO/客員准教授

室山 真徳

【講演者プロフィール】

九州大学において情報工学の分野で工学(博士)の学位を取得。2020年度より東北工業大学の准教授,東北大学の客員准教授,大学発スタートアップである株式会社レイセンスの共同創業者・取締役・最高技術責任者(CTO)。半導体技術であるLSIとMEMSを技術の核とし,次世代ロボットならびに人間拡張におけるセンサの開発・実装,センシングデータ生成とその活用に取り組んでいる。


【講演概要】

我々の身近なところで働く次世代ロボット,そして我々の能力を回復または向上させる人間拡張。ますます進む少子高齢化の中で健康寿命を延ばし,みんなが楽しく人生を送るためにはこれらの技術開発と実社会への導入が必要であり,急務である。様々な要素技術の開発が必要となるが,その中で遅れているのがセンシングである。画像+機械学習の開発はかなり進んでおり,慣性センサ+機械学習の開発も進みつつある。しかし,これらのセンシングだけでは不足している。次世代ロボットや人間拡張デバイスについて,快適に利用できるのか,安全に利用できるのか,複雑なことはできるのか,などを考えてみると,各種センシングならびにセンサデータから抽出した情報/知識/知恵までのいわゆる知覚以上のレベルまで実現しなければいけないことに気付く。我々が取り組む技術を含めて,センサを用いた価値創造について講演の中では言及する。

企業プレゼンテーション

【一般聴講登録開始しました】KUMIHIMO Tech Camp with Murata ムラタのハードをあなたの武器に。新たな価値を編み出す共創プロジェクト
13:00-15:00 事前登録 無料

川島 誠

株式会社村田製作所

機能デバイス事業部

事業部長

川島 誠

生駒 祐一

株式会社テラスマイル

代表取締役社長

生駒 祐一

山田 武史

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

経営企画部 データソリューション室

担当次長

山田 武史

野底 勧

株式会社チップワンストップ

プロダクトマーケティング部

部長

野底 勧

佐々木 智一

一般社団法人京都試作ネット

代表理事

佐々木 智一


【講演概要】

「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」とは、村田製作所の電子部品をスタートアップに提供し、新製品・サービスのアイデアを募るとともに、実用化に向けた試作機の製作 や量産・販売のサポートまでパートナー企業と共に行う新しいプロジェクトです。

今回のセミナーイベントでは、スタートアップとの共創事例の紹介として、村田製作所のセンサとスタートアップの技術を組み合わせた製品・サービスについての発表を行います。土壌中の温度、水分量などを測定できる土壌センサを使った農業IoTの取り組みなどを紹介します。

村田製作所は「エレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく存在でありたい」という思いのもと、他社との協業によるイノベーションの創出へ向けた取り組みを進めています。今後も自社の電子部品と、スタートアップの発想力を掛け合わせていきます。

是非、ご興味ございましたら当セミナーイベントにご参加お申し込みください。

【申込方法】

お申込み先

URL: https://f-vr.jp/jpca/jpca_jizen/

※抽選募集にて承っておりましたが、席数を増加確保できましたので一般募集を開始させていただきました。是非この機会にお気軽にお申し込みください。(規定数に達し次第締切致します。)

企業プレゼンテーション

中国製ロボットとの付き合い方 ~席巻される前に為すべきこと~
15:35-16:15

小林 賢一

NPO法人ロボティック普及促進センター

理事長

小林 賢一

【講演者プロフィール】

NPO法人ロボティック普及促進センター 理事長(2011年~)
株式会社ロボットメディア 代表取締役(2005年~)


【講演概要】

日本国内で様々な分野で急速に存在感を増しつつある中国製のロボット。その付き合い方といつの間にか席巻される前に日本企業が先んじて為すべきことをわかりやすく解説します

【申込方法】

聴講を希望される方は、直接会場までお越しください。