スーパーコンピュータ「富岳」とその実装技術

10:45-11:30

CMOS/MTJ Hybridプロセッサ・メモリによる高演算性能と低消費電力のジレンマの解決

11:45-12:30

【講演者プロフィール】

1987年 東芝入社、NANDメモリの研究開発と事業化に従事。1995年東北大学電気通信研究所講師に着任、東北大学より博士（工学）を取得。2008年同教授に昇任。2012年東北大学大学院工学研究科教授。2010年省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター 副センター長兼務、2012年国際集積エレクトロニクス研究開発センター　センター長兼務。2016年産学官連携功労者表彰「内閣総理大臣賞」、2017年全国発明賞などを受賞。

OFF-GRID DESIGN & TECHNOLOGYが導くFUTURE LIFE

13:30-14:15

e-テキスタイルの要素技術と最新の開発動向

14:30-15:15

【講演者プロフィール】

1974 スイス連邦工科大学博士課程修了（Ph.D）、1975 福井大学工学部助手、1995 同大大学院教授、2007 福井大学副学長、2012 福井大学産学官連携本部客員教授、2018 NPO繊維技術活性化協会理事長、2020 サステナテック㈱代表取締役、2014 スマートテキスタイル研究会会長、1987 アメリカ繊維化学協会AATCC最優秀論文賞、1997 繊維学会賞、2011 日本繊維機械学会賞、2017 スガ財団科学技術賞、2019 福井県科学技術大賞特別賞

【講演概要】

e-テキスタイルの定義を説明し、黎明期のe-テキスタイルの例として音楽プレヤージャケットとソーラーパワースーツを紹介する。次いでe-テキスタイルを製造するための基本的な部材として、導電糸、導電ペースト、各種センサー、電池などを紹介。中でも最も重要な導電糸については製造方法等も解説する。さらに各部材を接続するための技術として、はんだ、プリンティッドエレクトロニクス、刺繍などを解説する。最後にe-テキスタイルの最も重要なターゲットである生体センシングウェアの国内外の開発動向を紹介する。日本の繊維メーカー各社が開発している心臓モニタリングウェアから世界の最先端を行く台湾の非接触型センシングウェアを説明する。最後にフランスで量産を開始し、世界11か国、75の病院で患者に着用している生体センシングウェアを詳細に紹介する。