GALLERY NEXT-1(4F)

2025年7月25日(金)

健康まちづくり
特別講演

 
産官学共創研究のポテンシャルAnCo(あんこ)のめざすもの
12:20-12:50 事前登録
会場: GALLERY NEXT-1(4F)
近藤 克則

千葉大学 予防医学センター 健康まちづくり共同研究部門

特任教授

医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構

研究部長

近藤 克則


【講演概要】

「産」「官」「学」単独では無理でも「産官学共創」にはポテンシャルがある。「産」が持つ社会課題ソリューションサービスの効果・価値を、「官(行政)」がフィールドやデータを提供し、それらを組み合わせて「学」が第三者評価する。こうした共創によって初めて、抑制できた行政コストや社会的価値などの多面的なインパクトを「見える化」できる。再現性を確認できれば、その価値が認められる.そうなれば,抑制できた行政コストの一部を「産」がマネタイズできる成果連動型民間委託契約方式(PFS:Pay For Success)などで社会実装は加速しうる。
すでに、移動支援や資源ゴミ分別ステーションを通じたコミュニティづくり,暮らす・利用するだけでウェルビーイング(幸福・健康)が高まるまちや「道の駅」、住宅の事例が生まれた。一般社団法人安寧社会共創イニシアチブ「AnCo(あんこ)」がめざすのは,こんな共創と社会実装の加速である.