GALLERY NEXT-1(4F)
2025年7月25日(金)
健康まちづくり
特別講演
グローバルWell-being共創社会の実現へ
11:25-12:05 事前登録

弘前大学副学長・教授
グローバルWell-being総合研究所副所長
健康未来イノベーション研究機構長
村下 公一氏
【講演者プロフィール】
青森県庁,ソニー,東大フェロー等を経て2014年より現職。弘前大学COI拠点では副拠点長(SL戦略統括)として産学連携マネジメントを統括し,COI-NEXTからは拠点長(PL)。J-PEAKSでは研究・社会実装戦略のコアとなるWell-being戦略を統括。文科省他政府系委員等多数。内閣府「第1回日本オープンイノベーション大賞」内閣総理大臣賞受賞(2019),第7回プラチナ大賞・総務大臣賞受賞(2019),第9回イノベーションネットアワード・文部科学大臣賞受賞(2020)他受賞多数。専門:地域産業(イノベーション)政策論,社会(予防)医学著書(含監修):「寿命革命:Well-being Innovation」(ダイヤモンド社)他多数
【講演概要】
本学は青森県の短命県という社会課題の解決をきっかけに20年以上「岩木健康増進プロジェクト(大規模住民合同健診)」を継続実施し、世界に類例のない健常人の超多項目(3000)健康ビッグデータを収集・蓄積、ビッグデータ解析成果による社会実装を推進してきました。政府のCOI-NEXT拠点として、健康を基軸に地域経済を発展させ、高QOLの健康寿命を延伸するWell-beingな地域社会モデルの実現をビジョンに掲げています。
DeNAや花王、資生堂、味の素、明治安田、NEC、マツダなど多様な業種の大手有力企業、大学・国研等、一般市民の産学官金民のステークホルダーが多様に活動し、拠点の知見を集約した新健診モデル「QOL健診」、市民のWell-being向上と地域経済活性化の同時実現をめざす独自の革新的PFS/SIBモデルの構築などを通じて、Well-beingな共創社会の実現に向けて活動を展開しています。
また政府J-PEAKS拠点としても、海外トップレベル研究大学との研究融合により先端Well-being研究・実証・開発拠点を形成し、統合リアルワールドデータ群を礎とするWell-being研究の世界的発展に寄与していきます。