カンファレンスA
2024年7月4日(木)
健康まちづくりEXPO
特別講演
公民連携/横浜市初のSIB事業「オンライン健康医療相談モデル事業」
15:05-15:45 事前登録
横浜市
政策経営局共創推進課
係長
小谷 友介氏
【講演者プロフィール】
2012年度に横浜市入庁。南区役所、都市整備局での11年間は、概ね一貫して地域住民と一緒にまちの活性化に取り組む、現場中心の業務を経験。2023年4月から現職に配属となり、総合窓口「共創フロント」を通じた公民連携の推進業務に従事。
横浜市立大学
医学部公衆衛生学教室
助教
東京大学大学院
医学系研究科保健社会行動学分野
客員研究員
荒川 裕貴氏
【講演者プロフィール】
医師として救急・集中治療領域での診療に従事した後、2020年東京大学大学院にて公衆衛生学修士、横浜市をフィールドとした産官学連携のランダム化比較研究を主導し、2024年医学博士を取得。2024年4月より横浜市立大学医学部公衆衛生学教室の助教として、人のつながりと健康の研究および社会実装に従事。また、公衆衛生領域で活躍する仲間と共に、複数の自治体/企業で健康づくり施策のアドバイザーを務めている。
Kids Public
医療統括部
産婦人科オンライン代表
重見 大介氏
【講演者プロフィール】
産婦人科専門医、公衆衛生学修士、医学博士。株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表。「女性の健康 × 社会課題」へのアプローチを活動の軸として、女性が専門家へ気軽にオンラインで相談できるサービス「産婦人科オンライン」の運営をしている。相談者は無料で利用可能な仕組みとし、130ヶ所を超える自治体や70ヶ所を超える企業・医療機関にサービス提供している。
【講演概要】
横浜市が2008年に開設した公民連携の総合窓口「共創フロント」。また、近年新たなPPP手法として内閣府が全国での普及を図る「成果連動型民間委託方式(Pay For Success=PFS/Social Impact Bond=SIB)」。「オンライン健康医療相談」は、この2つの要素を満たし、SIBとしては本市で初めて実施されたモデル事業です。
こちらのセッションでは、公民連携事業として始まり、SIBの手法で実施されたことの意義、サービス概要とその効果などについて、実際の担当者を交えながら産・官・学の3つの視点でご説明します。