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カンファレンスB

2024年7月4日(木)

健康まちづくりEXPO
テーマ:包摂社会・つながり・居場所づくり

 
社会実装がゴールの内閣府SIPが進める包摂的コミュニティプロジェクトの全容
11:45-12:15 事前登録
会場: カンファレンスB
久野 譜也

筑波大学

大学院人間総合科学学術院

教授

内閣府

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 

課題「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」プログラムディレクター

久野 譜也

【講演者プロフィール】

筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。医学博士。2011年より現職。
2002年に健康増進分野日本初の大学発VB株式会社つくばウエルネスリサーチを設立。
代表取締役社長兼任。科学的根拠に基づいた高齢化社会の課題解決を目指して2009
年全国9市長とSmart Wellness City首長研究会を立ち上げ、現在43都道府県130区市町村。
2023年度より内閣府SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」プログラムディレクター兼務。


【講演概要】

包摂的コミュニティとは、「寛容性」と「自律性」を備えたコミュニティのことです。包摂的コミュニティの形成には、すでに心身に高いリスクを抱えている人々へのアプローチだけではなく、その状態に至る前段階の人々を早期に発見し、守る仕組みとしてのポピュレーション・アプローチが重要です。
また、健康なまちづくりには高い包摂性が不可欠であり、包摂性を高めていくためには、「社会の寛容性」と「個人の自律性」を高めていくことが不可欠だと考えています。
本講演では、産官学が連携し、一人一人の様々な幸せの実現のために、多様な個人を受容する「寛容性」と一人一人が主体的に行動する「自律性」を備えた社会の構築を目指し、AI技術やデジタル技術などの「科学技術」を活用し、健康無関心層が健康行動に向かうことや、住民のまちづくりや互助への参画など、人々の価値観や行動を変える「社会技術」の開発を行う本課題の取組みをご紹介します。

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