カンファレンスB
2024年7月4日(木)
Super City/Smart City KANSAI
テーマ:地方創生とまちづくり
村田製作所グループと地方公共団体との共創 ~滋賀県守山市様で共創・推進する「リビングラボ」構想、およびアパレル・繊維製品の循環インフラP-FACTS(ピーファクツ)の紹介~
14:00-14:30 事前登録
村田製作所
技術・事業開発本部 マテリアル技術センター 環境技術開発部 企画課
シニアマネージャー
岡村 一太郎氏
【講演者プロフィール】
村田製作所に2008年にキャリア入社し、マイクロブロア・ポンプ・バルブ向け商品開発に携わる。
その後、要素技術開発を通じて商品化に貢献、2015年より新規事業の技術開発に従事。
社内の研修制度であるベンチャー企業への留学を経験しながら社会課題への関心を深める。
現在は環境技術開発部企画課のシニアマネージャーとして技術企画だけではなく、村田製作所の技術・知見を活用した社会貢献についても活動を行う。
ピエクレックス
代表取締役社長
玉倉 大次氏
【講演者プロフィール】
1997年関西学院大学理学部物理科卒業後、村田製作所にて多層商品のセールスエンジニアに従事
1999年より環境ベンチャー企業にて開発責任者に従事
2001年よりP&Gにてマーケティング・ブランディング担当
2004年より荒川化学工業にて環境製品事業推進並びに海外子会社設立及び責任者を従事
2017年より村田製作所にてピエクレックスの前身となるポリ乳酸繊維の事業化推進
2020年よりピエクレックスに出向し代表取締役社長として事業推進
守山市
都市経済部 企業連携室
係長
杉本 悠太氏
【講演者プロフィール】
1983年3月、滋賀県湖南市生まれ。
同志社大学経済学部卒業後、(株)滋賀銀行へ入行。2014年守山市役所に転職、2015年より地方創生担当。
第1期地方創生総合戦略時は観光振興を柱に取組み、2019年から第2期の柱として新たに「起業家の集まるまち」を立上げ、スタートアップ支援や官民連携の推進、学生への起業家教育に取組む。
令和4年度には中高生向け起業家教育プログラムで文科省キャリア連携表彰の受賞を受けた。
2024年から現職。
【講演概要】
村田製作所では、従来の電子部品を扱うことに加え、変化するお客様のニーズ、とりわけ社会課題を解決するための新たなビジネスモデルの構築を目指しています。地方公共団体や他の企業の皆さまとの「知のコラボレーション」を推進し、アイデアを創出する仕掛けづくりを実行しています。
本講演では、ムラタが参画する、滋賀県の理想の未来社会を共創する「リビングラボ」構想を紹介します。リジェネレーションをビジョンに掲げ、守山市、地域の企業、大学と連携して中長期的な視点でのありたい姿を目指しています。その一例として、検討中のプロジェクの進捗状況について説明予定です。
また、ムラタのグループ企業、ピエクレックス社が推進する、アパレル・繊維製品の循環インフラ「P-FACTS」も紹介します。繊維の製品化から消費、たい肥化、農園での活用に至るまで、守山市をはじめとする産官学連携で推進する真のサステナブルファッションも取り上げます。