カンファレンスB

2023年7月6日(木)

Super City/Smart City KANSAI
テーマ:まちづくり/IT・エレクトロニクス

 
生成AIで抜本的に変容するスマートシティの新たな未来像 ~AI/メタバースが実現するカーボンニュートラル時代の都市とは~
「Generative AI」や「Metaverse」を活用することで生産時間と物理空間を縮減すべく人々の行動変容を促し、抜本的に環境負荷を抑制する新たなスマートシティの在り方と脱炭素化を実現するアプローチについて解説する
13:15-13:55 事前登録
会場: カンファレンスB
石井 亮

PwCアドバイザリー

Director

石井 亮

【講演者プロフィール】

リアルとバーチャルの融合したサステナブル・スマートシティ戦略をはじめとした都市関連コンサルティングを官民の双方に提供、国内外の多くの都市開発プロジェクトに従事。都市の将来ビジョンからバックキャスティングし、社会アーキテクトとしてクライアントが実行すべき施策をビジネスと街づくりの両面からデザイン。クリエイティブとロジックを掛け合わせた価値創造事業開発を得意とする。政府の都市政策関連の委員なども歴任。


【講演概要】

スマートシティとは持続可能な社会を構築するうえでその時に最も有効な手段を用いた都市と定義することもできる。人類の喫緊の課題であるカーボンニュートラル社会の実現に向け、私たちは生成AIやメタバース等、新しいテクノロジーの潮流を活かし、抜本的に新しい生活様式をリデザインすることが不可欠である。その未来像を描くには私たちの生活を司る次元「時間」と「空間」の使い方を再定義することが鍵を握る。生成AIの登場に対し私たちは「仕事を奪われる」という発想ではなく「創出価値に対する生産時間を短縮し、人間らしい余暇時間を増やすことができる」という発想が必要となる。またメタバースといったオンラインの仮想空間を活用することで実在世界の物理空間の活用依存度を下げることもできる。本セミナーが、こうした新しい脱炭素社会にトランスフォームするうえで、皆様の事業活動の存在意義(パーパス)が何かを考えるきっかけになることを願う。