カンファレンスA

2023年7月7日(金)

健康まちづくりEXPO
特別講演

 
デジタル田園健康特区~岡山県吉備中央町の取組について~
11:25-12:05 事前登録
会場: カンファレンスA
大樫 隆志

吉備中央町

企画課

課長

大樫 隆志

【講演者プロフィール】

1992年4月に旧加茂川町入庁。その後、企画課総合政策班に課長補佐として配属。配属後は吉備高原スーパーシティ構想の提案や町総合計画の策定などに携わり、2022年4月1日から現職。


【講演概要】

岡山県吉備中央町が指定された「デジタル田園健康特区」は、デジタル技術の活用によって、人口減少、少子高齢化など、特に地方部で問題となっている課題に焦点を当て、地域の課題解決の先駆モデルを目指すものです。
吉備中央町は、岡山県の真ん中に位置しており、人口は約1万人です。お米、ブドウ、ブルーベリーなど農業が盛んで、自然豊かな町です。しかし、町内に大きな病院がなく、救急車の搬送先となる病院まで約1時間かかります。時には、病院到着の際に容体が急変し、転院搬送されるといった事例が発生しています。
そこで、吉備中央町は、特区の制度を活用して、救急救命士の役割拡大に関する規制改革の実現を目指しています。これは、救急救命士が救急車の中でエコー検査などを行い、患者情報などを搬送先の病院へリアルタイムに伝送するという取組です。産官学連携による情報伝送システムの構築や、実証実験の様子などを具体的に説明します。