カンファレンスB

2023年7月7日(金)

健康まちづくりEXPO
テーマ:PFS/SIB

 
ソーシャルインパクトボンドと成果連動型民間委託
社会課題解決に向けた新たな官民連携手法
13:15-13:55 事前登録
会場: カンファレンスB
東條 恭章

日本政策投資銀行

ストラクチャードファイナンス部

調査役

東條 恭章

【講演者プロフィール】

株式会社日本政策投資銀行にて、総合商社・自動車セクターを担当後、業務企画部イノベーション推進室にてベンチャー投資、新規事業企画を担当。2021年より現職。国内外のインフラファイナンス、PPP、ソーシャル・インパクト・ボンド及びインパクト投資を担当
2019年 一般財団法人 企業活力研究所 CSR委員会 委員
2020年 株式会社エクセルギーパワーシステムズ 業務企画部長


【講演概要】

ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは、国や自治体が抱える社会課題に対し、民間企業のノウハウと民間資金を活用した新しいソリューションを実施することで、社会課題問題解決を図る新しい官民連携のモデルである。従来の官民連携の手法は、公共側が実施内容を定める仕様発注が一般的であるが、SIBでは公共側は解決したい課題を定義するに留まり、具体的な取組内容は民間の創意工夫に任せる成果発注の形式を取ることが特長である。2010年代に再犯防止をテーマに英国で始まった本スキームは、現在では成人の生活習慣改善、ニートの若者に対するメンタルケア・ホームレスに対する就労支援等をテーマに波及し実施されている。本講演ではSIBのグローバルの潮流に触れつつ、日本の最新の取組をご紹介したい。