スーパーシティの実現に向け、お客様や社会課題の解決に繋がる「まちづくりソリューション」をご紹介します。展示物は、分解可能な建築、まちの移動・搬送プラットフォーム、水辺の活用と災害対応、ひととロボットが共存する社会、3D都市モデル(国交省PLATEAU)の活用例、まち情報の可視化とコミュニケーションツールなど、実機モデルを中心に体感いただける展示となっております。
分解可能な建築「Seeds Paper Pavilion」
分解可能な建築「Seeds Paper Pavilion」です。 最新の大型3Dプリント技術と手づくりの融合により、みんなでつくる建築。使い終わったら解体され廃棄されるのではなく、分解されて土に還り、最後は森になります。
まちの移動・搬送プラットフォーム 「夢洲建設MaaS®」
2022年4月スーパーシティに区域指定された大阪府市では万博開催前段階から先端的サービスで工事の円滑化を目指す「夢洲コンストラクション」に取組む予定です。当社は建設MaaS構想*を提案、官民一体の取り組みに参画しながら、可動空間サービスや自動搬送、貨客混載輸送など、夢洲で働く人々が輝くための開発を進めています。一緒に考え実証・実装を進めませんか。
水辺の活用と災害対応「海床ロボット」
海床(うみどこ)ロボットは、海床ロボットコンソーシアムが開発する都市型自動運転船です。
交通・物流・環境・エンターテイメント・防災など用途に合わせて着せ替え可能な
3m四方のロボットが水辺のさまざまな都市課題を解決し、水辺を変革する未来を目指しています。
3D都市モデルの活用事例 自動搬送×ドローン (国交省PLATEAU実証)
2020年より新しくスタートした国土交通省が主導する3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクトProject PLATEAUに参画し、資材運搬を担うドローンやAGVの自律運行を可能とするため、LiDARやGPS等のセンサーと3D都市モデルを利用した自己位置測位を組み合わせた運航システムを開発しています。
ひととロボットが共存する社会「コモングラウンド実証実験」
ロボットにとって外界環境情報の取得・処理は人と同様に必須となっています。これまでのロボットはカメラ等のセンサを内蔵していたが、これを外界環境に設置されたセンサで行うことで、これまで以上にロボットの可能性を高めることを可能にします。当社が参画する”コモングラウンド・リビングラボ”における実証実験の一例をご紹介します。
まち情報の可視化とコミュニケーション「サイバー都市ビューア」
まちのサイバー情報(各種シミュレーション)に都市模型を重ね、まちづくりのコラボレーションを促進するツールです。まちづくりの関係者間で、まちのコンセプトをつくる上で必要となる「環境・エネルギー・防災」の現状と将来予測を共有できます。これらは、弊社の「設計GIS+」をプラットフォームとして展開しています。
ミライのゲンバ「オフグリッド型移動事務所」
オフグリッド(自立電源)モバイルハウス プロジェクトとして、2025年大阪・関西万博に向けて工事が進む弊社の工事現場に試験設置いたします。本モバイルハウスは、ソーラーパネルと蓄電池により、電源が自立しています。また衛星通信(スターリンク)により、広い工事現場のなかでどこに移動しても快適なインターネット通信も可能です。
竹中工務店のスマートシティ特設webサイト
スーパーシティの実現に向け、お客様や社会課題の解決に繋がる、当社のまちづくりソリューションを紹介しています。当社ブースでは3台の大型タッチパネルモニターを使って、お客様にニーズに合わせてご紹介いたします。
竹中工務店
技術・デジタル統括 技術開発・研究開発・構造設計担当
常務執行役員
村上 陸太氏
【講演概要】
建設業は、「生産性の高いやりがいと魅力あふれる仕事となる」「建築空間が社会課題解決のための役割を果たす」という課題を抱えています。その解決のため、DXを代表とする最新技術を適用していますが、特に2つ目の課題を解決のためには、建築を“つくる・つかう”技術だけではなく、まちと“つなぐ”=他のシステム・ひとと連携することが重要になります。その舞台こそが、スマートシティ・スーパーシティです。
そして、我々が本当につくりたいものは、建物や都市だけではなく、“ひと”と“地球”の心地よさに注目した“まち”:超スマートシティ・コミュニティであると考えています。そのため、多くの仲間と“つなぐ”ことも重要です。
我々と仲間になって、ひとと地球に心地よいまちづくりを、一緒に考えませんか?
下記情報は来場者から出展者への事前アポイント・問合せを目的に公開しています。
それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載する事を固く禁じます。
竹中工務店