「オリジナル技術を用いた買いたくなるモノづくり」 ー 新原料、流行シーズ、製造設備にたよらない -
2025年05月14日(水) 12:30-13:00
会場: G401
株式会社パラエルモサ
宮原 令二氏
【講演概要】
大手化粧品メーカーは、積極的な投資と銀行借入などの多用な資金源を新原料の開発費、共同研究費、設備投資に充てて、新規化粧品を開発する。これに対し、中小OEMメーカーとしては、リーダー企業とは異なり研究開発費、設備投資など、コストによる障壁を抑え、OEMの市場を広げていく「ローエンド型イノベーション」戦略*を展開する必要がある。一方、ベテラン研究員による多・他化粧品メーカーの技術融合により、新技術を生み出しやすいというものが、(株)パラエルモサの強みとして挙げられる。
本日は、上記のような戦略に基づき、開発された技術シーズのうちの4つを紹介する。これらのシーズは1)既存原料だけの組み合わせ、2)通常攪拌と加熱のみの工程3)自由度が高い処方設計に基づき、お客さまが買いたくなるモノづくりを目指したものである。
*ローエンド型イノベーション:「イノベーションのジレンマ」に記載される破壊的イノベーションの一つ